大相撲 木瀬親方、暴力団との過去の交際認める(毎日新聞)

 09年7月の大相撲名古屋場所(愛知県体育館)中に山口組系暴力団の複数の幹部が特別席の「維持員席」で観戦していた問題で、入場整理券の手配にかかわったとして2階級降格と木瀬部屋閉鎖の処分を受けた北の湖部屋の木瀬親方(40)=元前頭・肥後ノ海=が13日、2〜3年前まで暴力団関係者と交際していたことを認めた。

 木瀬親方は「(暴力団関係者だとは)最初は知らなかった。名古屋場所で部屋に差し入れをしてもらい、名前が書いてあって分かった。(交際したのは)1人だけ。飲食店で会ったこともある。何を差し入れられたか覚えていない」と述べた。一方で、「数年前の協会の講習会以降、付き合いは全然ない」と現在は交際がないと強調した。

 関係者によると、木瀬親方は、09年の協会の内部調査と5月27日に開かれた理事会の席で過去に暴力団と交際していたことを認めた。

 このため理事会は外部役員が主張した「解雇」処分に傾きかけたが、訴訟になって敗訴する可能性を考慮して断念。協会執行部が提案した「委員」から最下級の「年寄」への2階級降格に、木瀬部屋を出羽海一門預かりとする処分を加えることで決着した。

 日本相撲協会は処分を決めた理事会後の会見で、木瀬親方と暴力団との関係について明確に答えず、本人が過去の交際を認めていることも公表しなかった。この問題に関与した清見潟親方(64)=元前頭・大竜川=については、最も軽いけん責処分にとどめていた。

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